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悪い噛み合わせがアルツハイマー病原因タンパク質を増殖

みなさんこんにちは。

以前読んだ新聞に、噛み合わせとアルツハイマー病の関連性を研究していた研究グループの研究結果が掲載されていましたのでご紹介します。

岡山大学院歯薬学総合研究科の森田学教授(予防歯科学)と江国大輔教授(同)らの研究グループは、アルツハイマー病と噛み合わせの関係を明らかにする狙いでラットによる実験に取り組んだそうです。

記事によると、奥歯を削った噛み合わせ異常のラット、噛み合わせ異常を4週間後に治療したラット、正常な噛み合わせのラット、この3種類のラットを用意し、8週間後に脳で記憶を司る海馬に発現した、アルツハイマーの原因といわれているタンパク質「アミロイドβ」の量を測定したそうです。

そして、噛み合わせ異常のラットのアミロイドβの量は噛み合わせが正常なラットの約3倍まで増加していることを確認したそうです。

歯の噛み合わせに異常があると、アルツハイマー病の原因といわれるタンパク質「アミロイドβ」が脳の海馬で増殖することを突き止めたのです。

国内におけるアルツハイマー病の推計患者は、およそ100万人います。
高齢社会により、今後も患者数が増えると予想されているアルツハイマー病。
江国教授は、「噛み合わせが悪いと、ヒト(人間)でも認知症が悪化する可能性が高い。脳神経分野の医師らと連携し、治療や悪化予防に成果を役立てたい」としています。

さて、ラットでの実験の話に戻りますが、「噛み合わせを4週間後に治療したラット」のアミロイドβの数値はどうだったと思いますか?

同誌によると、「噛み合わせを4週間後に治療したラット」は、「噛み合わせが正常なラ
ット」とほぼ同じ量だったそうです。

噛み合わせの治療は、心身へのストレス軽減、また記憶障害の予防にも重要な意味がありますが、アルツハイマーの予防にも繋がると考えられる、興味深い研究結果ですね。

今後、アルツハイマー治療や悪化防止の研究が進むことを願うとともに、正常な噛み合わせがいかに大切であるかということを改めて感じました。

皆さんも、いまいちど、自分の噛み合わせについて考えてみてはいかがでしょうか?

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